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Otaru Beer Prost! October Pickup "Dunkel Beer"

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Otaru Beer would like to apologize to our English speaking customers.  This article is in Japanese and was the topic of a radio broadcast on FM Otaru which Otaru Beer Sponsors each week on Friday. A PDF of the original document is available for download.  If you can read Japanese, we hope you will enjoy the article.

ドイツでビール醸造が始まった当時このドンケルタイプのビールしかなかったため、ただの「ビール」と呼ばれていました。1800年代になって、ピルスナーやヘレスなどの明るい色のビールが登場したため、明るい色のビールと区別して呼ぶために、ドイツ語で暗い色という意味の「ドンケル」という名前が付けられました。

 <<味の決め手、ダブル・デコクション>>
ビールを醸造する際、粉砕した麦芽とお湯を混ぜ、麦芽に含まれている糖分を抽出して、ビールの元になる麦汁を作る「仕込み」を行います。その麦汁を作る工程で大切なのは麦芽と混ぜるお湯の温度を適温にすること。ビール醸造が始まった当時は温度計がありませんでしたが、職人たちはお湯を適温にする方法を知っていました。醸造釜に汲んだ水の中に粉砕した麦芽を混ぜ、一旦、一定の量を別の釜に移し、残した麦芽を混ぜた水は火にかけます。ぶくぶくと泡が出てきたら沸騰したサイン。そこへ残った冷たい液体を混ぜると沸騰した液体は一定の温度に下がります。この方法を使えば、温度計がなくても、ちょうど良い温度を保つことができるのです。液体を分けて沸騰させ、残りを混ぜるという作業を「デコクション」と言います。ドンケルビールはダブル・デコクション、つまり液体を分けて混ぜる作業を2回行います。ドンケルビールの特徴であるカラメルの濃い色と甘みは、このダブル・デコクションによりたっぷりと抽出されるのです。しかし、このダブル・デコクションによる仕込みの方法は時間も手間も燃料費もかかります。そのため、現在では、大手のビールメーカーや比較的歴史の短い醸造所では温度計による管理のもとで仕込みが行われているそうです。小樽ビールでは、ブラウンさんの祖父が経営していた醸造所に長く伝わるレシピを使っていますので、仕込みはもちろんダブル・デコクション方式。ドイツの伝統的なドンケルビールの味とコクと香りを楽しむことができます。

<歴史あるフランケン地方の醸造所>
ドンケルビールはドイツ南部のバイエルン州フランケン地方で最初に造られました。この地域にはドイツ国内全体で1200ある醸造所のうち、フランケン地方には800の醸造所があるというほど、それぞれの村や町に必ず一つか二つの醸造所があり、そのほとんどがドンケルを作っています。種類は同じでも醸造所によって味は違うので、この地域には800種類のドンケルがあるということでもあります。いずれも美味しいドンケルですが、中でもお勧めは、ニュルンベルクとバイロイトの間にある小さい村ポテンシュタインにあるフーフ・アイゼン醸造所です。フーフ・アイゼンとは「馬の蹄鉄」という意味で、オーナーの名前です。昔は、郵便を馬で運んでいたので、馬の蹄鉄や馬を取り替えたり、宿泊や食事、ビールを提供していたことから、その名前がついたのでしょう。1738年から営業していて、昔ながらのレシピで造っています。もうひとつは、バンベルク市の南にあるブッテンハイムという町にある「ブッテンハイマー・レーベンブロイ」という醸造所に併設のビアホールです。(ちなみに日本に輸入されているのはミュンヘンのレーベンブロイ)ブッテンハイマーでは、今も木製の樽で熟成しているという非常に珍しい醸造所です。木製の樽で熟成すると、炭酸は少なめ、甘みが多いのが特徴です。このほか、メムルスドルフのフェーンブロイなど、何代にも渡って経営している非常に小さな醸造所がたくさんあるので、飲み比べてみるのも良いでしょう。

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