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Otaru Beer would like to apologize to our English speaking customers. This article is in Japanese and was the topic of a radio broadcast on FM Otaru which Otaru Beer Sponsors each week on Friday. A PDF of the original document is available for download. If you can read Japanese, we hope you will enjoy the article. Prosit, Otaru Beer
<契約農家で有機栽培>小樽ビールの原材料、麦芽とホップは、ドイツから仕入れています。開業以来、麦とホップは同じ農家と契約し、有機栽培をしています。ドイツのビールの法律では、麦とホップの栽培方法まで定めていませんが、有機栽培はブラウンさんのこだわり。生育を助ける化学肥料や成長補助剤などは使いません。原材料を育てる段階からこだわり、ドイツの伝統的なビールを造っています。 <麦> 麦は、小規模の農家5軒と契約し、栽培してもらっています。契約農家と契約する際、年間の取引量を決めずに契約をするそうです。小樽ビールのビール醸造には年間600トンの麦が必要ですが、もし収穫量をあらかじめ決めて契約を交わすと、天候不順で収穫量が見込めない場合でも、薬を使うなどして収穫量を増やそうとしてしまいます。薬を使ってしまえば完全有機農法ではなくなってしまうため、あらかじめ取引量は決めず栽培方法だけの取り決めを交わすそうです。収穫量よりも気をつけているのは、麦の中の成分。ブラウンさんは、麦の中のでんぷん質、タンパク質などのバランスを調整するため、常に契約農家と密に連絡を取り合い、有機肥料の種類やタイミングを決めています。ブラウエンジニアはビール麦の生産のノウハウも持っています。麦農家はビールだけの麦を作っているわけではないので、最高級のビール麦を育てるノウハウがありません。ビールに適した品質の良い麦にするため、細かい指示が必要になってくるのです。 <ホップ> 麦と同じように農家と直接契約し、有機栽培で育てています。麦農家には細かく指示をしましたが、ホップの農家には細かく指示はしないそうです。ホップの農家はビール用のホップを専門に作っています。最高級のホップを作ろうと日々研究しているので、知識は豊富なので、天候が悪くても品質を落とさないよう育てることができるそうです。ただ、有機栽培のノウハウは、日々刻々と変化しています。特に、薬を使わずに害虫を防ぐ技術は、次々と新しい技術が研究開発されているため、ブラウンさんと契約農家がお互いに情報を共有し、最も適した方法を取り入れるようにしています。 <小樽ビールの挑戦> 北海道とドイツは気候風土が似ていると言われています。気候が同じであれば、北海道で麦やホップを作って、小樽ビールの原料に使えそうですよね。ところが、そう簡単にはいかないそうです。ドイツビールの味は、ドイツの天候と土の成分が作り上げた麦とホップが作りだしているものです。そのためドイツで栽培されている麦の種やホップの苗を北海道に持ってきて栽培したとしても、ドイツのものと同じ味にはならないそうです。たとえば、小樽ビールが使っているハラタウのホップは、ハラタウで育ったからハラタウホップの香りになる。北海道に持ってきて北海道の土で育てると違う香りになってしまうというのです。そのため、本物のドイツビールを造るために、ドイツで育てた麦芽とホップを輸入してビールを造っているのです。では、これからも北海道の麦で作った小樽ビールを飲むことはできないのでしょうか。 北海道で育てた麦とホップでドイツビールが作れない訳ではありません。北海道でもビールに適した麦を作ることができれば、ビールを造ることができます。小樽ビールでは試験的にビール麦とホップの栽培を始めました。どの種類の麦が北海道の土に合い、ドイツビールの味になるのか。どの種類のホップが北海道の土に合い、ドイツビールの香りを出すのか。麦の種類を変更しながら育てながら、育った麦を銭函醸造所に運んで麦芽にして、実際にビールを醸造して味を確かめています。試験栽培を始めてから3年。味もだいぶ近くなってきたそうです。昨年秋に収穫した麦で、ビールを実験的に醸造しているので、もし本物のドイツビールの味になっていたら、「北海道で作った麦から作った小樽ビール」が限定販売されるかもしれない、ということです。ホップに関しては、植えてから3年間は実がならないため、本格的な実験はこれからといったところ。麦とホップの栽培が順調に進めば、近い将来、北海道で作った麦とホップで作った本物のドイツビールを飲むことができるかもしれない。小樽ビールファンの楽しみがまた一つ増えそうです。 Download Original Article (PDF) |